お見合いパーティー体験小説 MAX clip

HOME >> MAX clip >> まだまだ帰るには早いんじゃない

まだまだ帰るには早いんじゃない

「ふぅ。ま、こんなもんよね。そうそうお手軽じゃなってことか。でも久しぶりにドキドキしたかな。けっこう楽しかった。」予感的中。準備が実り気持ちを切り替えてこの後の予定を組み立て始めた。「まだ、お店開いてるわよね。少し見に行こうかな。」なんとなくすぐには家に帰りたくない順子だった。

「せっかくカードもらったけど、あの3人には連絡しない方がいいな。なんかすっかり気が削がれたけどあとの2人には一応お礼言っとこう。」「でも、どのタイミングで?僕連絡先まで書いてなかったし、電話しても知らない番号だったら出てくれへんのと違うかな?となると・・・今だ。」今のタイミングでないと機会を無くす。別に必死になることでもないけれどそんなこともできない自分でいたくはなかった。「でも、2人同時には無理だ。それぞれ帰るだろうからどっちかしか。」時間を無駄には出来ない。話が弾んだと思うほうだ。谷村くんは順子へ近づいていった。

「あ、あの。今日はいろいろお話いただいてありがとうございました。」「あ、いえこちらこそ。」「最後緊張しちゃって大変でした。」「(ん?大変?何が大変やったんやろ?)ああ、そうなんですか。」「(もしかして・・・。)とりあえず、もうみんな帰っちゃったんで外出ませんか?」「あ、そっか。そうですね。」なにげなく外へ向けて歩き出す2人。いろいろ誤解があるかもしれないけどすぐに解けるだろう。まだまだ帰るにはお互い早い。今度は話す時間に制限はないのだから。

← 前へ case.03へ →





このサイトの内容のすべての著作権はLOOPPARTY MAX MAXに帰属します。
Copyright LOOPPARTY MAX MAX All rights reserved.

関連情報